最近、中小企業でよくお話を聞くのがベテランの退職による人材不足です。何年も前からわかっていたことなのに、ついつい後回しにしていたツケが一気に回っている状態です。
社内教育のブログ記事
みなさん、トータルリワードってご存知ですか。直訳すると総合報酬となります。つまり、通常の報酬である金銭的なものだけではなく、非金銭的なものも含んで報酬というものを考えましょうということです。
最近、中小企業のご支援の際に人材活用や人材育成の相談を受けることが増えました。人件費を抑える中でいかに業務をスムーズにすすめるようにするかということが重要な課題となっているからです。また、中小企業での人事は中途採用が多い傾向にあります。即戦力を期待するからですが、そのために技術伝承が困難になったり、会社の一体感が熟成しにくくなったり、職場の核になる人が出てこなかったりします。
何より問題なのは、中途採用が多い会社ほど、長期的な経営戦略がなく、人材開発計画や教育計画がありません。結果として人材が必要な時は育成せずにますます中途採用に頼る傾向にあります。中途採用が悪いわけではありません。しかし、計画的でない中途採用は結果的に会社自体がうまくいかない要因となるということです。
会社の技術力、営業力、IT活用力を向上させるためには、教育が重要です。以前、IT教育運用計画の策定でもお話しましたが、社歴や職歴に応じた計画をしっかり策定し、適切な運用を行う必要があります。残念ながら、ここにマンパワーを割くことに抵抗のある経営陣は少なくなく、ほとんどの中小建設業で計画が未策定のようです。
では、そのような企業ではどうやって技術伝承や企業力UPを行っているのでしょうか。
前回、ITリテラシーのお話をしました。情報技術を使いこなす力として、これからの建設業には必須と思われます。ITリテラシーを向上させるポイントは、以下の二点でした。
・管理職へのITリテラシー教育
・継続的な教育支援体制の確立
ところで、よくある質問が、「ITがこのまま進んだら、教育なしで簡単にできるソフトやハードが出てくるんじゃないの」というものです。今日はこれにお答えする形で、教育とシステムのバランスについてお話したいと思います。

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