Webサービスでらくらく情報共有(その6)

 前回までは、社内での情報共有に関する便利なWebサービスを紹介してきました。しかし、必ずしも社内で情報を入手できるとは限りません。インターネットを用いた、社外からの情報収集も必要にです。今回は、そういった社外での情報収集に便利なサービスをご紹介しましょう。

Q15.わからない言葉を調べるにはどうすればいいですか?
A15.辞書サイトを利用しましょう。

[解説]

 専門用語、業界用語など、一般的な辞書にはあまり掲載されていない言葉があります。なんとなく使われているが、その正確な意味を知る人は少ないものです。
 そこで、インターネットで調べるわけですが、ここで一番のポイントは、「とは」。例えば、「ラス網」の意味を調べたいとき、「ラス網とは」と検索すると、解説文にたどり着きやすいのです。
 Yahoo!百科事典(http://100.yahoo.co.jp/)、Yahoo!辞書(http://dic.yahoo.co.jp/)を使うとか、建設用語小事典(http://www.watanabesato.co.jp/pavements/knowledges/cod_.html)のようなサイtトを、あらかじめ「お気に入り」に登録しておいてもよいでしょう。それでも見つからない場合には、前述の「とは」が有効です。

Q16.わからないことを聞きたい場合はどうすればいいですか?
A16.Q&Aサイトを利用しましょう。

[解説]

 上記のような単語レベルなら、比較的探しやすいのですが、作業手順や応急処置など一連の流れをまとめているものを探すのは、なかなか大変です。その際は「Q&Aサイト」を使います。有名なのは、「OKWave」「教えてgoo」「Yahoo!知恵袋」「人力検索はてな」等です。利用者も数百万人を超えており、質問する側・答える側ともにユーザーであるのが特徴です。

 利用者の中には、その道のプロも大勢いますので、かなり正確で丁寧な回答があります。ただし、雑な質問であったり、複数サイトに似たような質問を同時に掲載したりすると、無回答あるいは、お叱りをうけることもあります。ご注意ください。
 まずは似たような質問がないかきちんと調べ、不明な点と分かっている点を整理して掲載するようにしましょう。
 また、回答をもらったら必ずお礼を書きましょう。聞きっぱなしは絶対にいけません。

Q17.自分に便利なサービスを集めるのにいい方法はありますか?
A17.パーソナライズサービスを利用しましょう。

[解説]

 定期的に見に行くサイトやブログ、勤務地の天気予報や交通情報など、あちこちのサイトを「お気に入り」に登録している方は多いと思います。そんな方にお勧めなのが、このパーソナライズサービスです。

 IDを取得し、自分のみの専用ページを作成します。有名なものに「MyYahoo!」と「iGoogle」があります。それぞれIDを取得し、様々なサービスをブロックごとに配置すると、ほしいサービスを1ページに集めることできます。
 また、IDを保存して、ブラウザの最初のページにパーソナライズページしておけば、ブラウザ起動時にすぐ必要な情報にアクセスできます。最近は、ウィジットといって、デスクトップ上に情報を掲載できるミニアプリケーションがありますので、ブラウザを起動することなく天気や本日の予定を確認することも可能です。

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