周辺機器の選び方【スキャナー】

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 みなさん、「スキャナー」をご存知ですか。名前の通り、読取装置です。かつては、絵や写真などの画像をパソコンに取り込む装置として使われていましたが、最近では手書きの文章や電子データのなくなったワープロ文書等を取り込むのに使われることが多いようです。

 

では、まずスキャナーの種類から見ていきましょう。
 
1.フラットスキャナー
 名前の通り、平らなガラス面に読み取りたいものを置き、そのガラス面の下を読取装置が移動して電子データ化するタイプです。
 通常、パソコンのスキャナーというとこれを指します。だいたい、1万円?5万円の範囲で購入可能。A4サイズまでの図・写真、文章を読み取るのであれば、1万円台のものでも充分です。付加機能がつくに従って値段が上がり、A3サイズを読み取れるものは20万円以上です。

2.ハンディスキャナー
 家庭用FAX機や携帯用のもので、本体を動かして対象物を読み取るタイプです。フラットスキャナーに比べて読み取り精度は落ちますが、本体を動かせるので、小さなスキャナサイズでも大きなものを読み取れるのがメリットです。

3.フィルムスキャナー
 ネガフィルムを専用で読み取るものです。フィルムカメラで撮った写真を電子化するには、フラットスキャナーで写真をとるよりも、フィルムスキャナーでネガそのものをとるほうがきれいです。最近のフラットスキャナーにはフィルムスキャナーの機能を搭載したものもあります。

4.ドキュメントスキャナー
 紙文書を読み取ることに主眼を置いたものです。ADF(Auto Document Feeder)【自動紙送り装置】付のものが多いため、複数ページの文書をまとめて読み取ることが可能です。また、2つの読取装置を備えていて、表と裏を同時に読み取れるものが多いです。金額は、A3タイプですと数十万するものが多いのですが、A4タイプでは以前紹介したPFUのScanSnapのように5万円で購入できるものもあります。

では、スキャナー選びはどの点に注意すればいいのでしょうか。

 まず、解像度です。
  どれくらい細かく読み取れるかを意味し、単位はdpi(dot per inch)。つまり、1インチ当たりの読み取り可能な点の数を表しています。通常は、300dpiほどです。前にお話したOCR(紙データをテキストデータに変える)に使う場合は、600dpiぐらいで取り込みます。ちなみにFAXの詳細モードは200dpiですから、300dpiがかなり細かく読み取るものであることをご理解いただけると思います。
 最近の製品は優れていて、1200dpiぐらい読み取れるものばかりですから、あまりこだわる必要はないかもしれません。
 ただし、最大解像度と光学解像度は違います。最大解像度はソフトウェアで得られるものであり、機械的な精度は光学解像度で決まります。パンフレット等確認する際には、ご注意ください。

 次に階調です。
 色をどれだけ再現できるかの目安で、単位はビットです。8ビットは2の8乗なので256階調となります。通常RGBにつき8ビットなので24ビットという表現を使っています。12ビットの場合は4096階調ということになります。普通は24ビットがほとんどですから、問題ないでしょう。

  おまけとしてパソコンとの接続があります。
  通常USB接続ですが、古いスキャナーでSCSIやパラレル等、別の接続方法である場合は、パソコンにそれなりのカードが必要になる場合があります。注意してください。
  また最近のスキャナーはUSB2.0なので、取り込みを早くするにはパソコン側もUSB2.0対応にしておく必要があります。


最後におすすめスキャナーですが、場合に応じて以下のようになるでしょう。

書類の電子化・・・PFUのScanSnapがおすすめ
写真や製本された書類の読み取り・・・フラットスキャナー
フィルムの電子化・・・カメラ屋さんのCD焼付けサービス(※)


※フィルムスキャナーでのデジタル化は、時間があるときにはいいのですが、大量のフィルムをスキャニングするには不向きです。カメラ屋さんのCD焼付けサービスの方が早くて確実です。

  スキャナーは、他にもCADデータに地形図を取り込んだり、名刺を読み込んで電子管理するにも有効です。まだお持ちでない場合は、ぜひ購入もご検討ください。

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このブログ記事について

このページは、森下 裕史が2005年4月29日 08:30に書いたブログ記事です。

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